2007年 02月 26日
むかし看板のエスプリ
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むかしの看板というと思い浮かぶのは中将湯や仁丹などの看板。そんな日本の昔の看板ばかりをコレクションした高村看板ミュージアムへ行きました。
ところは、品川、旧東海道に面する昭和ネオンという、社名も今やレトロな会社の一角。先代社長が集めたという看板はおよそ400点。江戸や明治の時代のものですが、個人でよくぞここまでと思われるほどのコレクションです。
むかし看板のなかにはユニークでおもしろいデザインがたくさん。それぞれにドラマがあり、またどれも丁寧につくられています。
素材はほとんどが木製で、浮き彫りの文字が小気味よいです。やはり日本は木の文化ということが看板にも表れています。中には、木彫に異素材の金属を組み合わせたものや、硝子をはめたもの、あるいは板絵のように彩色したものなど凝った作品もあり、工夫の跡がうかがえました。
業種別では、薬品や化粧品、酒が多く、次に金融系。特に、薬は当時から宣伝が盛んだった様子で、人間の考えることは今も昔も変わらないようです。
ひとしきり看板を見て思いました。名看板にはウイットやオシャレ感覚ありき・・と。
一見でわかる看板、粋が神髄なのは言わずもがなのことでしょう。
KEI
ところは、品川、旧東海道に面する昭和ネオンという、社名も今やレトロな会社の一角。先代社長が集めたという看板はおよそ400点。江戸や明治の時代のものですが、個人でよくぞここまでと思われるほどのコレクションです。
むかし看板のなかにはユニークでおもしろいデザインがたくさん。それぞれにドラマがあり、またどれも丁寧につくられています。
素材はほとんどが木製で、浮き彫りの文字が小気味よいです。やはり日本は木の文化ということが看板にも表れています。中には、木彫に異素材の金属を組み合わせたものや、硝子をはめたもの、あるいは板絵のように彩色したものなど凝った作品もあり、工夫の跡がうかがえました。
業種別では、薬品や化粧品、酒が多く、次に金融系。特に、薬は当時から宣伝が盛んだった様子で、人間の考えることは今も昔も変わらないようです。
ひとしきり看板を見て思いました。名看板にはウイットやオシャレ感覚ありき・・と。
一見でわかる看板、粋が神髄なのは言わずもがなのことでしょう。
KEI
by kmd-design
| 2007-02-26 10:37
| 身近な日常