2011年 11月 29日
実験建築バウハウス
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デッサウのバウハウス校舎のカラーリングである。ここはモノトーン以外には赤しか使われていないのだが、階段室では手すりの立ち上がりと天井の小梁の下面だけに赤が塗られていた。シマシマ天井である。ワルターグロピウスはよっぽど小梁を見せたかったということだろうか?
ところで、バウハウス校舎での一番の見所は、スチールサッシが「開く」こと。場所によって開き方が異なるのだが、取っ手をくるくる回すと開く窓や、鎖を引いて開く上部の窓など、建築メカが好きな方であれば興味をそそられることだろう。ちなみに一緒に行った夫はたいそうハマっておりました。
カフェテリアに入ると、室内の上下に透明のパイプが通っていた。何とこれ、シースルー雨樋なのだ。その日はたまたま雨で水が流れていたので雨樋と気付いたのだが、晴れた日だったら何かわからなかったかもしれない。
KEI
by kmd-design
| 2011-11-29 20:25
| 世界あっちこっち