2010年 01月 30日
英国アパートメント?
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地元の人にとってはどうってことない風景なのだろうが、通りがかりに「これは何?」と思う建物がたまにありますよね。
KEI
ところは長崎東山手地区。
赤いベンガラ仕上げの木造アパート風だが、色の特異さにあれっと思った。建物は、全ての窓が雨戸で塞がれて、今は使われていそうにないが、さりとて朽ち果てた感じもない。
よくわからないまま写真を撮っていたら、通りがかりのおじさんが、「ここは昔の英国領事館だよ」と教えてくれた。
質素な木賃アパート風外観と、英国?領事館?というイメージとがどうもしっくりこなくて半信半疑だったのだが、後で調べると確かに英国領事館ではあるものの、この建物は当時の職員住宅として建てられたものであった。明治期に作られたレンガ造りの領事館本館の裏手に位置している。
ついでに表の領事館本館は、と反対側へ回ると、煉瓦造りの山下和正ばりの「顔の家」であった。
KEI
by kmd-design
| 2010-01-30 17:13
| 日本あっちこっち