2007年 01月 31日
今夜、宇宙の片隅で
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大晦日にテレビで「THE 有頂天ホテル」をようやく見ました。(・・それからすでに1ヶ月が経ってしまった・・・。)
三谷幸喜作品といえば、「ラヂオの時間」がよかったとか、「笑いの大学」が一番とか、はたまた「古畑任三郎」が最高、などと三人三様それぞれ好みは分かれるところだと思います。
しかし、私のお気に入りといえば、なんといっても「今夜、宇宙の片隅で」というタイトルのテレビドラマでした。ずいぶん前の話ですが、放映されていた時(1998)何回か見て、あまりのおもしろさにすっかりファンになってしまったのです。しかしながら、連続ドラマはなかなか毎週見られないもの。その後ビデオ(全4巻)になったことで幸い全部を見ることができたのでした。
「今夜、宇宙の片隅で」はニューヨークが舞台になった日本人男女の三角関係のお話。
モテ男のカメラマン、ヒグチ(とんねるずの石橋貴明)、モテないけれど映画に関する情熱たっぷりのコスゲ(西村雅彦)、甘ったれで寂しがりや、その上どこか尻軽な若い女、マコト(飯島直子)の三人が繰り広げるラブコメディー。キャスティングもごらんのとおりさすがです。私は、これほどおもしろく、お洒落なドラマはかつてなかったと思うのですが、三谷幸喜作品の中では受けなかった作品みたいです。
さてさて、自分がモテないなあと思っている男性、これを是非見てください。きっとなぜモテないのかよくわかります。コスゲはとってもいい人なのだけれど、自分に自信がないのか、女性に対して臆病すぎてしまうのです。一方ヒグチの方は女たらしでいいかげん。なのに、ここぞという時の感が鋭い。二人のタイプの違いが如実に表れています。
でも、男というものはそれぞれロマンを持っていて、そこはとても素敵です。一方、マコトはいつもどこかに迷いがあるのです。いったいニューヨークくんだりまで何を求めて来ているのか?(一応美容師らしいが)捕まえられない青い鳥を追っかけているような迷い子の彼女。
ドラマでは、男女のかけひきに合わせて、母国を離れて異国で暮らしている彼らの寂しさやよりどころのなさもしっかり描きだされています。
タイトル曲「Someday Somewhere」はオリジナルらしいですが、アメリカのスクリーンミュージックのリメイク版のような感じ。コスゲの台詞にはそんな映画に出てくる、名言の数々がちりばめられていて、三谷流独特の醍醐味が味わえます。
ラブコメディーのお好きな方にはおすすめのドラマ。すばらしい脚本が何度も笑わせてくれますヨ。
クククク・・・・・(今夜も宇宙の片隅で思い出し笑いの私)
KEI
三谷幸喜作品といえば、「ラヂオの時間」がよかったとか、「笑いの大学」が一番とか、はたまた「古畑任三郎」が最高、などと三人三様それぞれ好みは分かれるところだと思います。
しかし、私のお気に入りといえば、なんといっても「今夜、宇宙の片隅で」というタイトルのテレビドラマでした。ずいぶん前の話ですが、放映されていた時(1998)何回か見て、あまりのおもしろさにすっかりファンになってしまったのです。しかしながら、連続ドラマはなかなか毎週見られないもの。その後ビデオ(全4巻)になったことで幸い全部を見ることができたのでした。
「今夜、宇宙の片隅で」はニューヨークが舞台になった日本人男女の三角関係のお話。
モテ男のカメラマン、ヒグチ(とんねるずの石橋貴明)、モテないけれど映画に関する情熱たっぷりのコスゲ(西村雅彦)、甘ったれで寂しがりや、その上どこか尻軽な若い女、マコト(飯島直子)の三人が繰り広げるラブコメディー。キャスティングもごらんのとおりさすがです。私は、これほどおもしろく、お洒落なドラマはかつてなかったと思うのですが、三谷幸喜作品の中では受けなかった作品みたいです。
さてさて、自分がモテないなあと思っている男性、これを是非見てください。きっとなぜモテないのかよくわかります。コスゲはとってもいい人なのだけれど、自分に自信がないのか、女性に対して臆病すぎてしまうのです。一方ヒグチの方は女たらしでいいかげん。なのに、ここぞという時の感が鋭い。二人のタイプの違いが如実に表れています。
でも、男というものはそれぞれロマンを持っていて、そこはとても素敵です。一方、マコトはいつもどこかに迷いがあるのです。いったいニューヨークくんだりまで何を求めて来ているのか?(一応美容師らしいが)捕まえられない青い鳥を追っかけているような迷い子の彼女。
ドラマでは、男女のかけひきに合わせて、母国を離れて異国で暮らしている彼らの寂しさやよりどころのなさもしっかり描きだされています。
タイトル曲「Someday Somewhere」はオリジナルらしいですが、アメリカのスクリーンミュージックのリメイク版のような感じ。コスゲの台詞にはそんな映画に出てくる、名言の数々がちりばめられていて、三谷流独特の醍醐味が味わえます。
ラブコメディーのお好きな方にはおすすめのドラマ。すばらしい脚本が何度も笑わせてくれますヨ。
クククク・・・・・(今夜も宇宙の片隅で思い出し笑いの私)
KEI
by kmd-design
| 2007-01-31 22:03
| Book & Cinema