2006年 11月 06日
石が語る庭
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そうだ京都、行こう!JR〜♪というわけで、またまたJRに「乗せ」られ京都へ。紅葉の彩りを期待して行ったものの、予想を超えた暖かさ。そのせいか色づきはまだまだでした。この様子だと11月下旬ごろが見頃でしょうか。
今回の京都散策では、吉田神社近くの重森三玲邸を訪れました。重森三玲については現在汐留のナイスミュージアムで展覧会が開催中なのでそちらをご覧いただければと思いますが、昭和の作庭家で、庭園研究家であり、東福寺の市松の庭や大徳寺端峯院の庭はあまりにも有名です。
写真は重森邸の庭園ですが、どこかで見たことあると思いませんか?そう、ここはシャープのアクオスのCMで登場する庭なのです。
ちなみにブログの7月のところで「コードはどこだ?」と書いたのはアクオスのことでした。
個人邸ですから庭は決して広くはありません。そこにたくさんの石が置かれています。石は、徳島産の青石で、鶴や亀、船、島に見立ててあります。したがって周りの砂は海を表しています。
そんな枯山水の一角に写真(右)のような石コロがぽつんと置かれていました。これは枯山水とは関係ありませんが、立ち入り禁止の印のようです。無言のサインですね。
石とはかように雄弁なものです。
KEI
by kmd-design
| 2006-11-06 21:27
| 日本あっちこっち